額束をつくろう ~刃物研ぎ編~ 4日目
こんばんわ。
切った木材を乾燥させている間、
かんなの刃を研いでおきます。
台の方をかなづちで叩いて、刃を外します。
外れました。
外した刃を砥石で研いでいきます。
今回使用するのは、3種類。
♯400 荒砥石
♯1000 中仕上げ砥石
♯4000 仕上げ砥石
さっそく研いでいきます。
刃も欠けて、錆ています。
管理責任者(父)に文句を言っておかねば。
錆はほとんど取れましたが、刃先が欠けていますね。
砥石にあてる角度に注意しつつ作業を進めます。
かなり綺麗になってきました。
最後に仕上げ砥石を使って研いでいきます。
切れ味が購入当時くらいにまで戻りました。
と、ここで大問題発生、
というか発覚。
木の事をあれこれ調べているうちに、
こんな一文が目にとまりました。
「杉の木は彫刻には不向きです。」
んっ?
「杉の木は彫刻には不向きです。」
うん、間違いねーや。
心が折れかけましたが、
※芯の詰まった杉であれば彫刻は可能です。
との注釈を見つけ、なんとか持ち直しました。
やれるとこまでなんとかやってみようね。