額束をつくろう ~彫刻編~ 5日目
こんばんは。
平成ももう終わりですね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、いよいよ彫刻編に突入しました。
すでに彫り後がついています(写真取り忘れた)
今回は、この彫刻刀を使用して彫りすすめていきます。
丸のみ・・・9mm、7.5mm
引刀・・・12mm
のみ・・・大
引刀を使って、線に沿って切り込みを入れて行きます
その後、のみを使いわけつつ彫っていきます。
やり始めると際限なくやる癖があるので、
今回は、お香が消えるまでと時間を区ぎってやります。
大体30分くらいかな。
木が柔らかく、彫りすぎないよう注意しつつ進めました。
この線、実は計算して引いてあるんですよ。
「白銀比」
黄金比は聞いたことのある方も多い方かと思います、
この白銀比、日本の伝統建築において重要な比率となっております。
黄金比が
1:1.618なのに対して、
白銀比は
1:√2
となっております。
√2、数字に直すと1.41421356
太古の昔から日本建築に使われています。
身近なものでいくと
「名刺」が白銀比で作られています。
彫り進めていくには時間がかかりますが、
焦らずじっくりとやっていきたいと思います。